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La francophonie au Japon

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東京で上映されるフランス語圏映画Les films en français à Tokyo
投稿日 2018年1月31日
最後に更新されたのは 2024年5月21日
 

 
新宿武蔵野館 03-3354-5670
 
5月24日(金)より
Bâtiment 5
Bâtiment 5
Crédits : © SRAB FILMS - LYLY FILMS - FRANCE 2 CINEMA - PANACHE PRODUCTIONS - LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE – 2023

『バティモン5 望まれざる者』
NE SOYONS PLUSSIGNÉS”(諦めるのはもうやめよう)。
ポスターにはこう書かれている。そこに写るのは、パリ郊外の架空の町、モンヴィリエの市長選に立候補したアビー・ケイタ(アンタ・ディアウ)の笑顔だ。アフリカのマリ出身、モンヴィリエの古い団地、BÂTIMENT 5(バティモンサンク)に家族と住んでいる。イスラム教徒だが、クリスマスには幼い弟や妹と一緒にツリーを飾り、プレゼントを用意する。スカーフを巻いているけれど、スニーカーを履いてバイクに乗ることもある。彼女を立ち上がらせた直接の動機は、現市長による理不尽な禁止令だ。15歳〜18歳の若者は3人以上で繁華街にいてはいけない、20:00〜5:00は未成年だけでの外出は禁止。市議会に出された法案は議論されることなく成立してしまう。 
この映画で虐げられるのは若者だけではない。「移民」と呼ばれ貧困と直面する多くの人々が、一部の権力者に翻弄される。外壁が崩れかけ老朽化した建物は、行政側にとって処分すべき対象。しかし、必死でローンと金利を払い続けて住む移民たちにとっては、かけがえのない居場所だ。破壊しようとする者たちと守ろうとする者たちとの闘い、守ろうとする者が陥っていく狂気……監督のラジ・リは、パリ郊外、モンフェルメイユの出身。彼自身が見てきたもの、聞いてきたことがベースとなり、濃密なフィクションが完成した。物語は悲惨な方向へと展開していく。それでも、「あなた自身をひとことで表現するなら?」という記者の問いかけに« Je suis une Française aujourd’hui. » 「私は“現代”のフランス人なんです」と答えたアビーのまなざしに、ひと筋の希望が残されているように思える。(Mika Tanaka)
 
監督・脚本:ラジ・リ
出演:アンタ・ディアウ、アレクシス・マネンティ、アリストート・ルインドゥラ、ジャンヌ・バリバール、スティーヴ・ティアンチュー
105分/2023年/フランス・ベルギー
 
À partir du 24 mai
Bâtiment 5 de Ladj Ly avec Anta Diaw, Alexis Manenti, Aristote Luyindula, Jeanne Balibar, Steve Tientcheu; 2023, France, Belgique, 105 min
 
 

 
 
6月1日(土)より
 
ANIMAL ぼくたちと動物のこと』
 
À partir du 1er juin
 
ANIMAL
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