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La francophonie au Japon

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『つかのまの愛人』(デジタル)L’amant d’un jour
© 2016 Guy Ferrandis / SBS Productions

『つかのまの愛人』(デジタル)
 
も しもあなたの親が、自分と同世代の恋人とつきあっていたとしたら……あなたはその人とどんな関係になれるだろうか?こんな問いかけをさりげなく投げかけら れるところに、フランス映画のどしんとした貫禄を感じてしまう。恋人に捨てられ、絶望の淵に立ったジャンヌを助けてくれたのが、父の新しい恋人アリアーヌ だった。アリアーヌは、大学で哲学を教える父・ジルの教え子。奔放で積極的な彼女にぐいぐいと引き込まれ、同棲するほどの熱い仲に。そんな中、恋人から住 む場所を追われたジャンヌが転がり込み、3人の共同生活が始まる。生々しい現実と、研ぎ澄まされた哲学的な言葉。この対極の2つが美しく調和するのは、モノクロームの映像だからだろうか。親子愛、男女の愛、友情、嫉妬、それぞれの秘密。
  死という結末に進もうとするジャンヌを、必死で引き止めようとするアリアーヌ。そのときの2人に「恋人の娘」やら「父の恋人」という意識は感じられない。そこにいるのは、「愛」を乞う2人の若い女性だ。
「苦しいだろうけど、今だけよ。必ず消えるから」
「あいつにわからせたいの、この苦しみを!」
「死んでどうなるの?……前のように人生を楽しむの できる?」
愛に生きる人間の苦悩が、寺尾次郎さんの字幕からくっきりと浮かび上がってくる。(Mika Tanaka)
 
監督:フィリップ・ガレル
出演:エリック・カラヴァカ、エステール・ガレル、ルイーズ・シュヴィヨット
2017年/76分
 
L’amant d’un jour de Philippe Garrel avec Éric Caravaca, Esther Garrel, Louise Chevillotte; 2017, France, 76 mn
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