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『ともしび』Hannah
<span class="caps">JPEG</span> - 86.9 kb
Crédits : 2017 © Partner Media Investment - Left Field Ventures - Good Fortune Films

『ともしび』
 
順調だと思っていた人生が突然狂ってしまったら。
そしてそれは自分のせいではなく、配偶者が犯した罪が原因だったとしたら。
あなたならどうするだろう?この映画の主人公・アンナ(シャーロット・ランプリング)は、望むべくもなくこの問題に直面してしまう。きっと、よき妻、よき母として懸命に生きてきた人なのだろう。
 舞台はベルギーの地方都市。家政婦の仕事を卒なくこなし、演劇クラスや会員制のスイミングプールに通うアンナの日常には”孤独”がいっぱいに漂う。そして私たちに謎かけをする。アンナの身にいったい何が起こったのだろうか、と。孫の誕生日を祝おうとケーキを作って訪れても、息子から門前払い。わが子から拒絶されたアンナは駅のトイレで号泣するが、刑務所の夫には「孫と楽しいときを過ごした」と優しく嘘をつく。ひとりで食す簡素な料理。上の階からの水漏れで汚れた天井。使えなくなってしまったプールの会員証。アンナを惨めな状況を演出する小道具が次々と登場する。そしてあるとき、アンナは芝居の稽古中、突然台詞が言えなくなってしまい、クラスを飛び出す。自分の心の叫びを聞いてしまった彼女は、どんな行動に出るのだろうか……シャーロット・ランプリングの過去の映画、彼女の私生活を知ってこの映画を観ると、より深い思いが心をよぎる。彼女の澄んだ瞳が、秘密をたたえた湖のように美しくて悲しい。 (Mika Tanaka)
 
監督:アンドレア・パラオロ
出演:シャーロット・ランプリング、アンドレ・ウィルム
2017年/フランス・イタリア・ベルギー/93分
 
Hannah d’Andrea Pallaoro avec Charlotte Rampling, André Wilms; 2017, France, Italie, Belgique, 93 mn
 
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