19世紀のフランス。科学や技術の発達によって交通手段が広がり、同時に人々の精神世界も広がったことで、画家たちの絵も大きく変化したのがこの時代だ。旅をするようになった画家たちは、旅先で出会った人々や風景を記録として、あるいは思い出として描くようになり、やがて”印象派”が誕生する。
印象派の絵画コレクションで高い評価を得るポーラ美術館とひろしま美術館。本展では、両館が誇るフランス印象派の作品を中心にした名品73点が集う。
世紀末のモンマルトルの人々に寄り添ったロートレック、印象派の発展系をつくりあげたスーラ、絵画の中に様々な謎を残したセザンヌ、何度も描き直して簡素な1枚を仕上げたマティス、最晩年に生命力溢れる野花を題材に選んだゴッホ……作品をじっくり見ていると、彼らの偉大さというより「いじらしさ」がすとんと胸に飛び込んでくるような気がする。(Mika Tanaka)
ポーラ美術館 箱根 仙石原
2019年3月23日ー7月28日
会期中無休
9:00ー17:00 最終入館は16:30
入館料 大人1800円 シニア1600円 大学・高校生1300円 中・小学生700円
※中・小学生は土曜日無料
問い合わせ: 0460-84-2111
読者プレゼント
招待券を5組10名様にプレゼント!
<応募方法>
応募は『フラン・パルレ』のメーリングリストに登録されている方を対象としております。登録は無料ですので、未登録の方は、メインページからメーリングリストへの登録をお願いいたします。
メールにてご応募下さい。
件名には下記の質問の答えをフランス語で記入し、またメッセージ欄にはお名前(ローマ字、日本語)を明記してご応募下さい。
当選された方は、チケット郵送用に82円切手を貼付した封筒(住所の記入もお願いします)のご用意をお願いしております。
質問 「Quel est l’artiste représenté dans ce tableau de Toulouse-Lautrec?」
締め切りは2019年4月22日(月)、正午です。
複数の応募は可能ですが、1つのプレゼントにつき1通のメールをお願いしております。