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SOMPO美術館 『シダネルとマルタン展 -最後の印象派、二大巨匠-』
投稿日 2022年3月26日
最後に更新されたのは 2023年6月7日
アンリ・ル・シダネル 《ジェルブロワ、テラスの食卓》 1930年 油彩/カンヴァス 100×81cm フランス、個人蔵
©Luc Paris

フランス北部に位置するダンケルク出身のアンリ・ル・シダネル (1862 -1939)。そして南仏トゥールーズ出身のアンリ・マルタン (1860 -1943)。数々の前衛的な絵画が誕生し、 新しい芸術の扉が開かれたベル・エポックの時代を生きたふたりのアンリは、それぞれの色彩で、静かに”印象派”を守り続けてきた。夕暮れ時や月明かりといった光の微妙な移ろいを丁寧に描いたシダネルの作品は、繊細で優しい。一方マルタンは、詩や文学から着想を得ながら陽の光に映える風景や人物を大胆にとらえる。
「バラの村」として知られるジェルブロワに魅せられたシダネルは、ここに居を構え、創作活動に励む。《ジェルブロワ、テラスの食卓》に描かれるのは、バラの咲く美しい村の風景と、住む人の気配が感じ取れる食卓だ。同じ頃、マルタンは南仏のラバス ティド・デュ・ヴェールに別荘を購入、
アンリ・マルタン 《マルケロルの池》 1910-1920年頃 油彩/カンヴァス 81.5×100.5cm フランス、ピエール・バスティドウ・コレクション
©Galerie Alexis Pentcheff

《マルケロルの池》を完成させる。赤と白のゼラニウム、鏡のような池、こどもを象ったローマ彫刻……2つの作品は、異なるようでいてとてもよく似ている。穏やかで、綺麗で、人が笑顔でいられる空間。2人のアンリはきっと、近くにいる人たちに幸せになってほしいという気持ちにあふれた人たちだったのではないだろうか。(Mika Tanaka)

 
※SOMPOグループは、ウクライナ周辺で困 窮を強いられる人たちを支援します。
館内の募金箱設置
ミュージアムショップの販売品の売上の一部寄附
本展会期中の入場者数、本企画展の紹介動画の視聴数に応じた支援団体への寄附 等
 
<展覧会概要>
会場: SOMPO美術館
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
 
会期 : 2022 年 3 月 26 日(土) 6月26日(日)
開館時間 : 10:00 18:00 (入館は17:30まで)
休館日:月曜日
入館料:大人 1,600円 大学生1,100円 高校生以下無料
※ 被爆者健康手帳提示で無料
身体障がい者手帳・療育手帳・ 精神障がい者保健福祉手帳の提示で
本人と介助者 1 名無料
問い合わせ電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
美術館公式サイト : https://www.sompo-museum.org /
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<応募方法>
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質問 「Comment dit-on 印象派 en français?」
 
締め切りは2022年4月4日(月)、正午です。
 
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