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SOMPO美術館 『ブルターニュの光と風 -画家たちを魅了したフランス〈辺 境の地〉』
投稿日 2023年3月27日
最後に更新されたのは 2023年5月25日
ポール・セリュジエ
《さようなら、ゴーギャン》
1906年 油彩/カンヴァス 65×92cm カンペール美術館
Collection du musée des beaux-arts de Quimper, France

多くの画家たちを魅了したフランス北西部の地、ブルターニュ。 1886年、この地方の小さな村を訪れたゴーギャンは、既に滞在していたエミール・ベルナールやポー ル・セリュジェと合流する。ポン=タヴァン派の誕生だ。ポール・セリュジェの《さようなら、ゴーギャン》は、彼らが過ごした日々の証とい えるだろうか。モーリス・ドニの《フォルグェットのパルドン祭》は、ブルターニュの宗教行事を題材とした作品。カトリック教徒であったド ニ自身の思いが、静かに伝わってくる。
険しい断崖が連なる海岸線、荒々 しい海……画家たちはブルターニュの過酷な海も描いた。テオドール・ギュダンの《ベル=イル沿岸の暴風雨》、シャルル・コッテの《嵐から 逃げる漁師たち》。《さらば!》 では、抗うことのできない自然の 脅威に翻弄される家族の姿が、ブルターニュ出身のアルフレッド・ギユによって描かれる。子を思う父の愛をここまで力強く描いた彼の心に は、どんな思いが溢れていたのだろう。
荒々しさの隣り合わせにある穏や かな風景も愛おしい。フェルディナン・ロワイアン・デュ・ピュイゴドーの《藁ぶき屋根の家のある風景》に広がる空に、心があ たたまる。(Mika Tanaka)
 
<展覧会概要>
会場: SOMPO 美術館
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
 
会期 : 2022 年 3月25日(土)〜6月11日(日)
開館時間 : 10:00 18:00 (入館は17:30まで)
休館日:月曜日
入館料:大人 1,600円 大学生1,100円 高校生以下無料
 
※ 被爆者健康手帳提示で無料
身体障がい者手帳・療育手帳・ 精神障がい者保健福祉手帳の提示で
本人と介助者 1 名無料
 
問い合わせ電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
美術館公式サイト : https://www.sompo-museum.org /
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質問 「Quel est le nom du mouvement artistique de Paul Sérusier et Maurice Denis?
 
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