童話に出てくる「お菓子のおうち」。
その言葉の響きに憧れ、夢見心地になった思い出はありますか?雲のようにふわふわのマシュマロ、花束のようにカラフルなキャンディー……お菓子というのは、なぜこんなにも私たちの心を幸せにするのでしょう。その答えを見つけるために、フランスの菓子工房”トントン・ピエロ(Tonton Pierrot)”を訪ねてみましょう。1995年。南フランスにグラセサック(Graissesac)という名の村があります。「ピエロ」ことピエール・アラン・グルサール(Pierre Alain GROUSSARD)が立ち上げた小さな菓子工房が「トントン・ピエロ工房」(「Les Ateliers de Tonton Pierrot」)です。ピエロはかつて、ビストロを経営していました。あるとき、自分のビストロに集まった子供たちに喜んでもらいたくて可愛いお菓子をつくったところ、1人の子供がお礼にと1枚の絵をピエロに手渡したのです。そこには、大きなマシュマロを抱えたピエロの姿が描かれていて、彼は自分の役割を悟ります。1 美しくあること2 おいしくあること3 体に優しいことこの3つの信念を携え、ピエロは夢いっぱいのお菓子を作り始めます。鮮やかな色も豊かな風味も、100%天然由来。人工的な着色料や着香料など一切使用していません。(トントン・ピエロの商品は、100%がパラベンフリー、98%がグルテン・フリーです。)世界中の多くの親が子供の健康を気遣うように、トントン・ピエロ工房もまた、世界中の子供たちが健康でいることの大切さを忘れません。やがて、ピエロの息子レミ・グルサール(Rémy GROUSSARD))が工房に参加し、2020年にはレミの手によってフランチャイズ店第1号がオープンします。南フランスを旅行するときは、カーニュ=シュル=メール(Cagnes-sur-Mer)をぜひ訪れてください。ここにあるショッピングモール、ポリゴン リヴィエラ(Polygone Riviera)の中に、トントン・ピエロのお店があります。トントン・ピエロのお菓子は今、フランスだけでなくヨーロッパのさまざまなお店でみつけることができるようになりました。「カラフルでおいしくて体に優しいお菓子」が当たり前に買える時代が実現したのです。夢は夢で終わらない、叶うものだということを、トントン・ピエロの歴史が教えてくれます。可愛らしいお菓子たちに私たちが幸せな気持ちでいっぱいになるのは、そこに作り手の愛があり、夢があるからなのですね。トントン・ピエロのお菓子は、インターネットでも取り寄せることが可能です。お誕生日やベビーシャワー、結婚式やハロウィンなど特別な日の思い出にいかがでしょう?トントン・ピエロの公式サイト
夢はきっと叶う 〜トントン・ピエロのお菓子たち〜
投稿日 2024年5月9日
最後に更新されたのは 2024年7月24日