その音色の輝きとともに「雄弁さ」という言葉がこれほどふさわしいピアニストもい
まい。パトリシア・パニーは、2009年の来日リサイタルで、モーツァルトに叙情性を、ベートーヴェンに優美な歌を、ドビュッシーにポップなまでの閃きを与えた。
それから5年を経て、今回の来日では、堅実な旋律づくりで知られるヴァイオリンの四方恭子(しかた・きょうこ)と共演する。欧州では既に共演歴があり、たがいの信頼のもとで組み立てられたプログラムには、モーツァルトの「6つの変奏曲」KV360や、ベートーヴェンの「春」、そして、ドビュッシーとプーランクの両ソナタが並ぶ。
会場は、銀座の音楽メッカであるヤマハ・ホール。「音」の魅力や「響きの多様性」 をいっそう深く体感できるだろう。
3月29日(土)ヤマハホール
14.00開演
料金:自由席5000円
曲: ベートーヴェン ピアノとヴァイオリンの為の6つの変奏曲ト短調 KV360
ベートーヴェン ソナタ作品24ヘ長調 ”春”
チャイコフスキー なつかしい土地の思い出 作品42
ドビュッシー ソナタ 他
お問い合わせ:オフィス・フォルテピアノ(小川)
042-386-7607/fortepi@bu.iij4u.or.jp
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