印象派の巨匠として絶大な人気を誇るクロード・モネ(1840〜1926)。本展は、パリのマルモッタン・モネ美術館のコレクションを中心に紹介する展覧会である。
モネは生前に成功した画家で、晩年のものを中心に多くの作品を手元に残した。彼の死後、それらはパリのマルモッタン美術館に寄贈され、同館は世界でも有数のモネ作品を所蔵する美術館となった。
今回の展覧会の特徴は、モネのプライベートコレクションともいえるマルモッタン・モネ美術館のコレクションならではの展示作品の数々だ。彼が10代で描いたカリカチュア(風刺画)や、彼の代表作ともいえる「睡蓮」の連作、さらに晩年に白内障を患ってからも精力的に描き続けた「日本の橋」など、画家として出発した当初から最晩年まで、モネの画家としての変遷や、全体像に触れることができる作品群が展示される。
その中でも大きな注目は、マルモッタン・モネ美術館で最も知られている作品で、「印象派」という言葉の由来ともなった歴史的傑作、《印象、日の出》や、《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》など、滅多に同館を離れることのない貴重な作品が特別出展されることである。
また、移り行く光をも捉えようとした「睡蓮」の連作や、白内障を患った以後の作品からは、彼の衰えることのない絵画制作への情熱が伝わってくる。
モネという画家の魅力とともに、今まであまり知られることのなかった側面を発見できる貴重な機会となるだろう。
※《印象、日の出》は前期(9月19日〜10月18日)のみ、《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》は後期(10月20日〜12月13日)のみの展示となる。
Musée métropolitain des beaux-arts de Tokyo du 19 septembre au 13 décembre 2015 fermé les lundis, mardis 13 octobre et 24 novembre / ouvert les lundis 21 septembre, 12 octobre, 2 et 23 novembre)
東京都美術館
2015年9月19日(土)〜12月13日(日)
休室日:月曜日、10月13日(火)、11月24日(火) ただし、9月21日(月)、10月12日(月)、11月2日(月)、11月23日(月)は開室
9:30〜17:30(金曜日、10月31日〜11月2日は20:00まで)
ただし、《印象、日の出》展示期間[9月19日〜10月18日]の金曜日・土曜日、並びに9月20日〜22日、10月11日は21:00まで
※入室は閉室30分前まで
料金:一般1600円、学生1300円、高校生800円、65歳以上1000円
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.ntv.co.jp/monet/
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質問「Quel tableau a donné son nom au mouvement impressionniste?」
締め切りは2015年 9月7日(月)です。
応募先 :contact@franc-parler.jp
複数の応募は可能ですが、1つのプレゼントにつき1通のメールをお願いしております。