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La francophonie au Japon

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Utako Kurihara
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Ch.W.グルック(1714-1787)といえば、ハプスブルク王家の皇女アントワネットにクラヴサンを教え、彼女が1773年にフランス王太子ルイ16世に嫁ぐ折に、姫付の音楽家としてフランスに渡った作曲家である。代表作の歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》は、1762年のウィーン版と1774年のパリ版があり、当時のヨーロッパを俯瞰する「時代の証人」ともいえる作品だが、実はここ日本でも、日本人が最初に上
投稿日 2014年11月27日
 シュヴァルツコプフなど偉大な歌手との共演経験から、自伝『わが人生 ピアノ演奏の秘密』(海老彰子訳)でも、「ピアノを弾く人は歌の呼吸を学ぶように」と語るチッコリーニ。氏名こそイタリア風だが、成長したのもパリ音楽院教授として教鞭をとったのもフランスとあって、彼が重視する「音楽的呼吸」はパリのエスプリの中にある。そして、彼のレッスンを受けた者は皆、謙虚で気品ある人柄について語る。 (…)
投稿日 2014年4月28日
その音色の輝きとともに「雄弁さ」という言葉がこれほどふさわしいピアニストもいまい。パトリシア・パニーは、2009年の来日リサイタルで、モーツァルトに叙情性を、ベートーヴェンに優美な歌を、ドビュッシーにポップなまでの閃きを与えた。 それから5年を経て、今回の来日では、堅実な旋律づくりで知られるヴァイオリンの四方恭子(しかた・きょうこ)と共演する。欧州では既に共演歴があり、たがいの信頼のもとで組み立て
投稿日 2014年2月3日